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2006年 10月 15日

九・一八事変

九・一八事変_e0093861_1372249.jpg

今からたった75年前・・・。
1931年9月18日22:00頃、日本の関東軍は自ら南満州鉄道を爆破。それを中国側の仕業として、中国東北エリアを侵略。日中戦争に発展、第二次世界大戦へと移行してゆく。この爆破した場所に、以後、江沢民時代に瀋陽市民の税金によりできたた九・一八事変博物館がある。この中に、唯一斜めに飾られた写真がある。石原東京都知事の写真で、故意に斜めに壁面にガッチリと固定されている。博物館であるというのに・・・。橋本元総理はここに来られたようだ。毎年、この博物館前では、9月18日の22時になると、18回の鐘を鳴らす。あの中国の道路状況をご存知の方は、驚くと思うがこの時ばかりは、タクシーも含め周辺の自動車は全て停車し、クラクションが鳴り止まぬという・・・。靖国参拝問題に関しては、犠牲者へのご冥福をお祈りする行為であるが故に、個人的にはこの点で、賛成である。今回日本側と中国側との国の看板をかけての対立を歴史の事実はおいておき、どう解決すれば良いのだろうかを、考えてみた。日本では、小泉元首相が靖国へ参拝。阿部総理は、歴史認識についての解答。どれも解決するには至っていない。これだけでは、無理だろう。時間をかけての日本国会の牛歩のようなバカげた考えでゆくのか、それとも理解を示し先進国としての立場でゆくのか。どちらがいいかは、一目瞭然である。靖国へ参拝をするしないに問題が、フォーカスされているからだ。しかし、焦点はA級戦犯の眠る靖国へ参拝するかどうかが問題ではない。わたしが、感じたのは犠牲者へのご冥福をお祈りするという本来の趣旨に従い、日本の総理も靖国参拝にも足を運び、そしてこの中国、瀋陽にある九・一八博物館へも足を運び、過去の歴史は双方の事実として心にそれぞれが個人で留め、お互いに、お互いの国の犠牲者のご冥福をお祈りすればいいのではないかと感じた。なかなか、難しい事ではあるがそれが唯一の問題解決手段なのではないだろうか・・・。
僕は、こう感じた。お互いの国のために、そして犠牲者たちのために・・・。

by ikeda_hiroki | 2006-10-15 13:11


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